子供の目で見た、極限状況。
子供の心で感じた、極限状況への対処法。

子供は柔軟だから。
そして、残酷だから。

大人は時に太刀打ちできない。

そういうことがたっぷり詰まった本だった。
やっぱり冒険小説とちゃうやん。

後半20ページぐらいが面白かった。
19世紀後半〜20世紀になると、海賊行為は殺人でなければ死刑はない。

ほっほ〜と感心。
いや本当に。

問答無用の極刑だったのにね。それも見せしめのために思い切り残酷な刑罰だったのに。

だから、「人を殺さないで」海賊をする輩が出てくるわけか。
殺さない限り、殺されない。
そんなのが海賊とは…でも、そのほうが「海賊稼業」も気が楽かもしれない。

子供は怖い。
忘れてしまえる、消去してしまえる。
現実と虚構が、しっかりと、同次元に存在する。

だから、滅多なゲームは教えるものじゃあないな。本当に。

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