英国病は負けず嫌い

2003年12月19日
イソップだかの教訓話に「狐と葡萄」というのがある。
自分には手の届かない葡萄だから、
「へ〜んだ。そんな葡萄はどうせすっぱくて食べられたもんじゃあない、に決まっている」
と負け惜しみを言ってる狐…

シェークスピアの英国礼賛はずばりそれなのだそうだ。
「ど〜せ、フランスなんて…」
ってか?

ヘンリー5世は、フランス語が話せないことで、かつての父祖の地"フランス"と決別した。
でもって、英国はひとつの国として、フランスへ侵略戦争を開始する。

父祖の地への回帰ではなく。
他国への侵略だ。

侵略するほうが、外国と考えたほうが、気分的には楽なんだろうか。
自分の手からこぼれて二度と手に入らないものだから、取り返すのではなく、略奪すると考えた方が割り切れるのだろうか。

かつての犬と猿。
近親憎悪という言葉もあるからね。

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