木造帆船 建造日誌
2003年12月8日「英国の帆船軍艦」が面白い。
何が面白いかと言うと、
16世紀ごろから盛んになる帆船(主に軍艦)の、何処の部分には、どこ産のどんな木材が適材か、当時の造船技術者(設計含む)の、それこそ小僧さんに至るまでの生活だの仕事だの給料だのを事細かに、説明しているあたりがだ。
何ポンド何ペンス何シリング…といわれても分からない。それが現在の相場に換算されていても、英国人じゃないからよくは分からない。
いっそ円にでも換算してくれればいいのに…と思いつつページを繰ると、当時の大型木造帆船の建造に携わった人々の仕事場やら仕事道具やらまで(ついでに作業場の厠まで)大真面目に解説してあるのだから、そのマニアぶりには感嘆するしかない。
設計図の進歩。
船体彫刻の見事さ。
モデルシップではないが、本物の建造にかかる前に作られた帆船のモデルは、今でも見事に美しいまま残っているという。
これがもしかして帆船モデル(モデルシップ)の走りなのだろうか?
モデルを専門に作る技術者や店もあったという。
…もうこうなったら、実用のためと言うよりも趣味の世界だね。
帆船そのものに興味のないひとでも、ちょっとした書斎をもてれば、あめ色の書棚には、白い帆の"木製の"帆船モデルでも飾ろうかと言う気になるに違いないのだ。
勿論、細かいことを並べられても、ほとんどチンプンカンプンではあるが、機械をほとんど使わずに、人間の手と足のみで作られたあの巨大な"いきもの"が出来上がって行くさまに思いを馳せて、夢を追うような気分で、うきうきしつつページを繰っている。
やはり船は、帆船は、木造に限るでしょう。
鋼鉄なんて、無粋極まりない!
よしんば嵐で沈没したって、木造帆船はばらばらになって木片が浮くのだ。
そして、図説、というだけ有って、よくこれだけ的確な図面や絵をそろえたものだと感心している。
でも、ジャンクはともかく、日本にも北前船とか菱垣廻船とか、一応"帆船"と呼べるものはある。
だが、あれには"わくわく"しない。
なぜだろうか…。
やはり見てくれが…。
何が面白いかと言うと、
16世紀ごろから盛んになる帆船(主に軍艦)の、何処の部分には、どこ産のどんな木材が適材か、当時の造船技術者(設計含む)の、それこそ小僧さんに至るまでの生活だの仕事だの給料だのを事細かに、説明しているあたりがだ。
何ポンド何ペンス何シリング…といわれても分からない。それが現在の相場に換算されていても、英国人じゃないからよくは分からない。
いっそ円にでも換算してくれればいいのに…と思いつつページを繰ると、当時の大型木造帆船の建造に携わった人々の仕事場やら仕事道具やらまで(ついでに作業場の厠まで)大真面目に解説してあるのだから、そのマニアぶりには感嘆するしかない。
設計図の進歩。
船体彫刻の見事さ。
モデルシップではないが、本物の建造にかかる前に作られた帆船のモデルは、今でも見事に美しいまま残っているという。
これがもしかして帆船モデル(モデルシップ)の走りなのだろうか?
モデルを専門に作る技術者や店もあったという。
…もうこうなったら、実用のためと言うよりも趣味の世界だね。
帆船そのものに興味のないひとでも、ちょっとした書斎をもてれば、あめ色の書棚には、白い帆の"木製の"帆船モデルでも飾ろうかと言う気になるに違いないのだ。
勿論、細かいことを並べられても、ほとんどチンプンカンプンではあるが、機械をほとんど使わずに、人間の手と足のみで作られたあの巨大な"いきもの"が出来上がって行くさまに思いを馳せて、夢を追うような気分で、うきうきしつつページを繰っている。
やはり船は、帆船は、木造に限るでしょう。
鋼鉄なんて、無粋極まりない!
よしんば嵐で沈没したって、木造帆船はばらばらになって木片が浮くのだ。
そして、図説、というだけ有って、よくこれだけ的確な図面や絵をそろえたものだと感心している。
でも、ジャンクはともかく、日本にも北前船とか菱垣廻船とか、一応"帆船"と呼べるものはある。
だが、あれには"わくわく"しない。
なぜだろうか…。
やはり見てくれが…。
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