文庫は持ち歩きが楽なので、ついついそちらに手が出る。
「中国都市史」もまだ3分の2ほどしか読めていないのだが…まあ、いいか。

書き尽くされ、読みつくされた三国志。
その三国志を「地図で」読み解くというので買ってみた。

だいたいが歴史地理とかが大好きなので、食指は動きまくりである。

地図マニア?

人間の生活とか歴史とか、地図を眺めていると見えてくるのが面白い。青春出版社という、私にははじめての名前。
しかし、文字が妙に大きいので、はじめは面食らった。
年配の方も安心して読めるようにとの配慮なのだろうか?

内容は、てっきり「地図」が多いのだと思っていたら、それは私の勝手な思い込みらしく、「地図」だけではなく、あくまでも「図」中心の読み物らしいのだ。

編成図、年代図…と、なんでも図示してある。
ま、分かりやすいと言う利点はあるかな。

東晋で蜀が持ち上げられ、魏が貶められたのは、西晋が魏王朝の簒奪者だという事実もひとつにはあるのだろう。

滝沢馬琴の「八犬伝」が空想の物語であるのは、まあ当然と言えば当然で、8人の勇士はともかく、化け物じみた大犬やら、怨霊・玉梓やら、そのものではなくモデルですらも、実在してたら相当怖いんじゃないか、と思う。

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