ハーディ・ボーイズ全10巻中、8巻目に入ったところで違和感の原因に思い当たる。ストーリィとはまったく関係のない部分のことなのでは有るが…。

17〜18歳の若者が、車を乗り回し、「ちょっと出かける」と飛行機(セスナとはいえ)をチャーターし、自分用のモーターボートを持っていたりする…。

[疑問]これでよいのか?

[答え]アメリカだから良いのだ。

18歳から選挙権もあるらしい彼の国では、高校生と言えども大人なのである。

[疑問]年齢ではなく、贅沢なのでは?

[答え]アメリカではこれが普通。
   日本がびんぼーなだけ。

とっくにもろもろにおいて追い越したはずのアメリカに、2003年現在においても、いっぱいいっぱい負けているらしい。

これはもう、文化の差じゃない。
基本部分。
基礎の土壌に蓄えられた「力」の部分でもう負けているのだろう。

これを「なんて贅沢な!」といおうものなら「ひがみ」といわれかねない。

こんな贅沢、おっとと、結構な生活をしながら、探偵稼業にいそしむ主人公のハーディ兄弟であるが、その言動がその年齢にしては随分子供じみているので、違和感を覚えてしまうのだ。
訳者が「子供向きに」言葉を選んでいるにしても、それでもなんだかそぐわない。
それともそれが「アメリカ」の実態なのだろうか?

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