派手なやり取りも、ボケもツッコミもないエッセイだった。
おまけに登場するのはガングロを始めとする今時の女子高校生+わがまま放題のおじさまおばさま軍団で、ど〜だろうかと思ったが、後味がよかった。つまり、あたりの本である。
どこへ行っても日本人。特におばさん軍団ともなれば傍若無人のし放題…。コワイ。
しかし…根はいいんだよね。同じ人間なんだから。そう思わせるところがなんとなく良い。

なせばなる。なんとかなる。なんとかしよう。

一生懸命に生きているその集約が「たかが1〜2週間の海外旅行」だったりする。それもよかろう。
海外だからといって気張らない、そのままのおじさん+おばさんがいて、文句を言いながら感動して…派手さは確かにないけれど、こういうエッセイも確かに面白い。


人生は旅だ、などと言ったりもするのだから。もっとも、「冥土の旅」かもしれないけど。

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