星の話が読めてしまったので、取り合えず何か古い本を…と思って発掘したのが会田雄次著の「敗者の条件」である。
高校時代かな、先生に勧められて読んだ覚えがある。しかし、中公新書でナント380円!安いなぁ〜。
戦争体験者である著者が、日本人と西洋人の「執着」「執念」の違いを、歴史的・社会的に探ってゆく…ので、東西の陰謀術策華やかなりし時(ルネッサンスと戦国時代)を交互に書き綴っている。
時代が反映されているなぁ、と思える。「ゆとり」とか「憩い」とか言ってる場合じゃないんだってば!と言うトコロかな。まだまだ「成長期」だった日本の、ひとつの思想ではある。

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