「臆病者の海賊退治」
2003年7月11日久々の海洋小説だ。嬉しいな♪
…でも、出だしがアレなアラン。
おまけに、高尾サンのエッセイを読んだ直後だから、英国人に対する見方もシビアになっている私だし。
いやいや、本は先入観なしに、素直に読まなきゃ。
舞台は東洋の海なので、ちょっと嬉しい。
広東を離れた主人公たちは、ボルネオからマレーシアへと今でも「海賊」がでる、有名な海域へと向かっている。
今でこそ、海賊たちは大きなタンカーも襲えるが、昔はとてもとても舷側が高くて商船ですら武器を積んでいたヨーロッパの船なんか、とてもとても襲えなかったのだ。
だから、当時のヨーロッパの商船が襲われたというなら、海賊はヨーロッパ人かヨーロッパ人と組んでいるやつらでしかないわけだ。
18世紀末〜19世紀はじめといえば、かのラッフルズ卿によってシンガポールが植民地化された頃。
それまでは海賊たちのマーケットだったのに…デランシー・シリーズとか栄光の海兵隊シリーズとかではちょとだけ東洋も出てくるが、西洋が覇権争いを演じた南洋は何もカリブ海だけではない。
中国の陳夫人じゃないけど、妖艶な女海賊もきっといたに違いない…というわけで、もっと海洋小説の舞台にしてほしいとおもうこと、しきりである。
…でも、出だしがアレなアラン。
おまけに、高尾サンのエッセイを読んだ直後だから、英国人に対する見方もシビアになっている私だし。
いやいや、本は先入観なしに、素直に読まなきゃ。
舞台は東洋の海なので、ちょっと嬉しい。
広東を離れた主人公たちは、ボルネオからマレーシアへと今でも「海賊」がでる、有名な海域へと向かっている。
今でこそ、海賊たちは大きなタンカーも襲えるが、昔はとてもとても舷側が高くて商船ですら武器を積んでいたヨーロッパの船なんか、とてもとても襲えなかったのだ。
だから、当時のヨーロッパの商船が襲われたというなら、海賊はヨーロッパ人かヨーロッパ人と組んでいるやつらでしかないわけだ。
18世紀末〜19世紀はじめといえば、かのラッフルズ卿によってシンガポールが植民地化された頃。
それまでは海賊たちのマーケットだったのに…デランシー・シリーズとか栄光の海兵隊シリーズとかではちょとだけ東洋も出てくるが、西洋が覇権争いを演じた南洋は何もカリブ海だけではない。
中国の陳夫人じゃないけど、妖艶な女海賊もきっといたに違いない…というわけで、もっと海洋小説の舞台にしてほしいとおもうこと、しきりである。
コメント