「管仲」下巻突入

2003年7月3日
人事を尽くして天命を待つ…
宮城谷氏の作品にはいつもそれを感じる。
苦労をすれば報われる、という簡単なことばではない。
若いうちに苦労をしろ、というのでもない。
人は生きるためにあがくが、どんな底辺にあがこうとも、志とまなざしは常に「天」を見据えろ、と言われているようで、励まされているようで、すこぶる気分が良くなる。

この人は言葉を大事にする人だと思う。
見習いたいが、見習えるだろうか?

「気」を正すために、時々は宮城谷作品を読んだほうが良いのかもしれない。

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